先日、厚労省の新型コロナ接触確認アプリ(COCOA)から「COVID-19にさらされた可能性があります」との通知が有ったので、PCR検査を受けてきた話です。結果は陰性でした。
なお、この情報は2020年9月中旬での情報です。
COCOAから通知が突然きた
9月中旬の休日早朝、スマホの通知を確認すると、COCOAからの「COVID-19にさらされた可能性があります」との通知が。
ええ、と思いアプリを立ち上げて過去14日間の接触を確認するも「陽性者との接触は確認されませんでした」との表示。iOS版のアプリでこの手のバグが起こっている事は知っていたので、次に設定からログを確認すると「一致したキーの数:1」との表示。
…と言うことでキーの数が0ならば接触はなかったはずなので、この時点で1m以内に15分以上の接触が有ったのかと認識しました。
Hashを使って接触がいつなのかを調べる
しかし、このままではいつ接触が有ったのか分からない(アプリ上では接触なしとなっているため)。そのため、Hashを使って接触日を調べることに。
使ったのは以下のサイト。
このサイトは、有志の方が作られたHash値から接触日を検索することができるサイトで、Twitterとかを見ても結構使われているらしいです。
自分もこのサイトを使って接触日を検索してみたところ、9月初旬との結果が。
正直提示された日時濃厚接触の心当たりは全くないが、自分が気管支喘息の持病持ちなこともあり、とりあえず京都市の電話窓口に連絡することに。ちなみにこの時点で特に自覚症状はありませんでした。
専用相談窓口に連絡、PCR検査を受けることに
京都市の専用相談窓口に連絡し、COCOAからの通知が有った旨を伝えると、行動記録や現在の体調、持病の有無などについて一通り聞かれたのち、検査を受けましょうということになりました。検査場所とのマッチングの関係で、翌日お電話させていただきますとのことだったのでこの日はそれで終了。
翌日午前、京都府の方から電話があり、検査場所(病院)とのマッチングができたので向かってくださいとの連絡を受けました。持ち物は保険証や現金、お薬手帳など。検査自体は公費で無料だが、病院の初診料etc.がかかるかもしれないとのこと。
PCR検査のための検体を採取
公共交通機関を使わないでくださいとのことだったので、タクシーを拾って指示された病院へ。
病院につくと、外に設けられた発熱外来スペースで問診票を記入し、医師の診察を受けた後にPCR検査用の検体を採取。採取方法は鼻に綿棒を突っ込むタイプ(咽頭ぬぐい液)。突っ込んでいたのは10秒程度だったと思うが、そこそこ痛くて涙が出てしましました…。
結果は翌日か、遅くても翌々日の夕方までに電話で知らせるとのこと。
こんな紙をもらったので、大人しくそのように過ごすことに。
30分程度で病院を後にし、またタクシーで帰宅しました。
翌日、結果通知
帰宅してからは万が一感染していたらどうしようと思いつつ、部屋の掃除などをすることに。またラボにも連絡。
翌日夕方、京都府の方から電話連絡があり、「結果は陰性」とのこと。
正直、結構ホッとした。と同時に、COCOAを入れておいてよかったと思いました。
まとめ:COCOAは入れておくべきだと思う
今回の経験で思ったこととして、COCOAはスマホにインストールしておくべきだと感じました。
厚労省の8月の通知では、COCOAで通知を受けた人に対しては行政検査としてPCR検査が行えるようになっています。最近は市中のクリニックなどでも自由診療としてPCR検査を受けれるようになってきているが、概して数万円かかることが多いです。
一方、今回のケースのように通知があれば負担無し(公費)でPCR検査を受けることができるため(実際には、通知があっても必ず検査が受けれるわけではないようです。持病があるとか、重症化リスクが高い人と同居しているなどの条件が必要らしく、結局診察を受けた医師が判断するとのこと)、この点だけでもアプリを入れておく価値があるのではないかと思いました。
COCOAから通知が来た人は、とりあえず地元の相談窓口に連絡してみるべきだと思います(個人的意見として)。
これをきっかけに、より多くの人がアプリを導入し、COVID-19と適切に付き合っていける社会になればと思います。
なお、あくまでも今回のケースは京都在住の個人のケースです。実際の情報は厚生労働省やお住まいの自治体から発信されている情報を参考にしてください。
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