「明治村 時間旅行(タイムトラベル)きっぷ」というお得な切符があります。
今回は、この明治村 時間旅行きっぷを使って明治村へ日帰り旅行をした旅行記です。
明治村 時間旅行きっぷとは?
明治村 時間旅行きっぷは、名鉄が販売しているお得な切符の一種です。
内容は?
以下のものがセットになっています。
- 名鉄電車全線・犬山駅~明治村間のバス1DAYフリーきっぷ
- 「博物館明治村」入村券
- のりもの乗車券(村営バス、蒸気機関車、京都市電の中から一つ)
- 時間旅行クーポン(村内指定店舗の利用券)
これだけあれば明治村を満喫することが出来ますね!
価格は?
これだけの内容で、おとな3800円、こども2300円です。
明治村の入村券が通常大人1700円、名鉄の1DAYフリーきっぷが2000円相当(名鉄電車全線2DAYフリーきっぷの一日分の価格)、犬山駅~明治村間のバスが往復で840円、のりもの乗車券が500円、時間旅行クーポンが500円の価値だとすると、約2000円もお得ですね。
販売箇所
名鉄名古屋駅サービスセンターおよび名鉄出札係員配置駅(弥富、赤池を除く)で販売されています。
詳細は、以下のリンクからご確認ください。
明治村日帰り旅行記
名鉄名古屋駅~博物館明治村へ
3月5日、名鉄名古屋駅へやってきました。
名鉄名古屋駅ではまずサービスセンターへ向かいます。
ここで「明治村 時間旅行きっぷ」を購入。
そして、ホームへ。
名鉄名古屋駅の乗車位置表示は初めての人にはなかなか分かりづらいですよね…
名鉄犬山線の快速特急・新鵜沼行きに乗車。約30分で犬山に着きます。
犬山駅東口へ行くと、明治村行のバスが発車するバス停があるので、そこを目指します。
ここからバスで約20分で明治村バス停へ着きます。因みにこのバスではSuicaやICOCAなどの交通系ICカードは使えないので注意してください!
博物館明治村:1丁目
博物館明治村(以下明治村)は、下図のように1丁目~5丁目の5つのエリアに分かれています。
(明治村公式HPより引用)
正門は1丁目にあり、バス停はこの前にあります。
明治村の正門は第八高等学校(名古屋大学の前身)の正門のようです。
とりあえず入ってから1丁目方面へ移動。
まず行ってみたのが聖ヨハネ教会堂(重文)です。
明治40年に京都・河原町五条に建てられた教会とのことです。
あちこちうろうろしながら、次に向かったのが森鴎外・夏目漱石住宅(外観撮り忘れました)。
「吾輩は猫である」もここで書かれたという事もあってか、縁側には黒猫(の置物)も。
この辺でいったん2丁目・4丁目へ移動しました。
博物館明治村:2丁目・4丁目
2丁目は道がレンガでできていて、雰囲気がありますね。
ここには札幌電話交換局や安田銀行会津支店などがあります。
次いで、4丁目へ。
六郷川鉄橋からは入鹿池が見えます。
これは…日本赤十字社中央病院病棟の廊下だったと思います。
この他にも4丁目にはブラジル移民住宅、歩兵第六聯隊兵舎、宇治山田郵便局舎(重文)などがあります。宇治山田郵便局舎は修繕工事中でした。
さて、そろそろ次へ行きましょう。
博物館明治村:5丁目
5丁目には見どころが沢山あります。
まず聖ザビエル天主堂へ。
明治23年に京都・河原町三条に建てられた教会です。
ここで有名なのはステンドグラス。
ここでは結婚式も挙げられるようです。
この辺でお昼休憩に。
オムライス&グリル 浪漫亭にてミックスグリルを。
相方はオムライスを頼んでいました。
そして明治村と言えば帝国ホテル中央玄関。
アメリカの有名な建築家であるフランク・ロイド・ライトにより設計されました。
近くで見ると、かなり細かく造られていることが分かります。
ロビーの中に入ることもできます。この建物が大正12年には存在していたと考えるとすごいですね。
この他に5丁目には、金沢監獄中央看守所・監房や隅田川新大橋、川崎銀行本店などがあります。また、SL東京駅があり、4丁目のSL名古屋駅との間で蒸気機関車に乗車することもできます。
ここで3丁目へ向かいました。
博物館明治村:3丁目
一応生命科学を勉強している身として、北里研究所本館・医学館は外せません。
大正4年に建てられた建物ですが、内部のベンチ(実験机)の雰囲気はあまり今と変わっていない印象でした。
また、京都市電の停留所も近くにあります。
この他3丁目には品川燈台(重文)や神戸山手西洋人住居などがあります。
そろそろ正門の方へ戻っていきましょう。
博物館明治村:最後に
正門に戻る途中に立ち寄ったのは三重県庁舎(重文)。
そして鉄道好きなら見逃せない鉄道局新橋工場と明治天皇・昭憲皇太后御料車(鉄道記念物)。
中でも明治天皇御料車は、歴代の御料車の中で最も豪華な車輌と言われています。
このあたりで夕方になったので、明治村から戻ることにしました。
正直、一日では全部回りきることは無理だと思います。
皆さんも一度行かれてみてはいかがですか?
コメント
[…] 出典:理系院生の書き捨て […]
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