宮島観光には広島電鉄の「一日乗車乗船券」がおすすめ

鉄道
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広島に観光に来られた方で、宮島を訪れる方は多いと思います。

広島電鉄(広電)は、そんな宮島を観光される方(それだけではないと思いますが)向けに、「一日乗車乗船券」を発売しています。今回はそれについて解説します。

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一日乗車乗船券とは?

一日乗車乗船券は、広電が発売している一日乗り放題の乗車券です。

フリーエリア

この乗車乗船券により、広島電鉄電車市内線・宮島線全線と、宮島松大汽船(宮島口~宮島航路)が一日乗り放題になります。

(広電HPより引用)

価格

大人840円、小児420円です。なお、障碍者割引などはありません。

販売箇所

電車車内乗務員、広島駅電車案内所、電車定期券窓口などで購入することが出来ます。

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ここがオススメ!一日乗車乗船券

宮島観光+αがお得に

広島駅から広電宮島口まで行き、そこから宮島まで船で往復すると、合計で880円かかります。この時点で40円お得ですね。さらに、宮島からの帰りなどで市内で一回電車を降りて、再び広電に乗ったりした場合、さらにお得になります。

紙屋町や八丁堀、原爆ドーム前で降りるのもありでしょう。

宮島ロープウエーがお得に乗れる

宮島へ行かれた際は、厳島神社だけではなく、宮島ロープウエーで弥山へ行くのをオススメします。

一日乗車乗船券を宮島ロープウエーの紅葉谷駅きっぷ売り場で提示すると、往復切符が割引されます。

特別割引運賃は以下の通りです。

大人往復:通常1800円→1350円

小児往復:通常900円→700円

大人の場合、450円もお得になります!

宮島ロープウエーの終点、獅子岩駅近くの展望台からは、素晴らしい景色を見ることが出来ます。

ロープウエーの途中も眺めが良いです。

ロープウエーに乗るとさらにお得!

宮島ロープウエーに乗られた方限定で、宮島口にある「宮島口もみじ本陣」にてもみじ饅頭(3個入り)と売店の割引券がもらえます。

これは嬉しいですね!

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宮島観光で一日乗車乗船券で行くデメリット

デメリットとしては、

  1. 時間がJRと比べてかかること
  2. JR宮島フェリーは使えない(宮島松大汽船のみ)

点でしょうか。

JRを使うと、広島~宮島口間は30分弱で移動できますが、広電だと約1時間かかります(市内線は交通事情により前後します)。この点はデメリットかもしれません。

また、JR宮島フェリーは売りが厳島神社の大鳥居に接近する航路をとることですが、宮島松大汽船は最短距離を進むので、大鳥居には接近しません。ここも人によってはデメリットかもしれません。

ですが、トータルで見ると個人的には宮島観光には広電の一日乗車乗船券をオススメします。

皆さんも利用されてみてはいかがでしょうか?

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(2019年12月末追記)2020年3月から一日乗車券類がデジタル化

先日(2019年12月25日)、広島電鉄株式会社よりリリースがあり、広島エリアにおけるMaaS (Mobility as a Service)の一環として、広島電鉄が提供する一日乗車券類のデジタル化を実施するそうです。この取り組みは2020年3月から行われます。

おそらく、事前にネットでクレカ決済などで購入出来るようになる感じになると思います。

本サービスでは、事前の乗車券の一括手配・決済などにより、利便性向上を実現します。また、有効期間の管理や不正利用の防止機能などを備えるとともに、英語にも対応しており、近年増加する訪日外国人観光客の利便性向上にも寄与します。利用の際には、スマートフォン画面を見せるか、利用回数に制限のある施設(フェリー・ロープウェー等)については施設に貼付されているQRコードをスマートフォンのカメラで読み取ることで利用が可能です。(広島電鉄ニュースリリースより引用)

個人的には、こういった旅先での乗車券類は紙で残しておきたい派ですが…これも時代の流れというか、世間的にはスマホで見せる方が楽ですよね。企業的にも。

ちなみにイメージ的には以下のような感じになるようです。

(広島電鉄ニュースリリースより引用)

今後ますます進化する広島電鉄、これからも楽しみですね。

広島電鉄とNEC、広島エリアにおける MaaS実装に着手、 第一段階として一日乗車券をデジタル化(広島電鉄ニュースリリース)

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