大阪から松山へ移動する交通手段は飛行機・鉄道などありますが、今回は訳あって松山へ移動したときに「四国オレンジフェリー」を利用したのでその乗船記とおまけです。
四国オレンジフェリーとは?
四国オレンジフェリーは、四国開発フェリー株式会社が運行するフェリーです。
四国開発フェリーは他にも以下のような航路を運行しています。(公式HPより引用)
その中で、大阪南港~東予港を運行するフェリーに今回乗船してきました。
運賃は、大阪南港~東予港間のシングル客室(学割適用で5520円)と、東予港~JR松山駅までの連絡バス(1250円)を合わせて6770円でした。
実際に乗ってみた:大阪南港フェリーターミナルへ
オレンジフェリーは大阪南港から発着します。
大阪南港フェリーターミナルは、ニュートラム南港ポートタウン線 フェリーターミナル駅から徒歩3分ほどで着きます。
近くにはセブンイレブンがあるのでここで必要なものを購入しておくと良いと思います。オレンジフェリーの船内には売店がないので(自動販売機はありますが)。
闇夜に浮かぶ大阪南港フェリーターミナル。
ここで乗船手続きを行い、チケットを発券してもらいます。
ボーディングブリッジ(?)を通るといよいよ船体を見ることができます。フェリーなので自動車も航送します。
22時ちょうど、大阪南港を出港しました。
おれんじえひめの船内パブリックスペースは?
今回利用したのは「おれんじえひめ」号です。東予~大阪航路では、「おれんじえひめ」「おれんじおおさか」の二種類の船が運行されています。
中はこんな感じの吹き抜けで、かなり開放感があります。
また船内にはレストランや大浴場、ラウンジなどもあります。
あとはロビーに素敵な絵画が飾ってありました。
個人的にはトイレの洗面台のシンクが深くなっているのがフェリーらしいと思いましたね。
もちろんお風呂もあります。(画像は公式サイトから引用)
その他詳細は、以下をご覧ください。
シングルの客室は?
さて、今回自分が利用したのはシングルという客室で、おれんじえひめの中では最安のランクです。
シングルは4階・5階にあり、窓はありません。
こんな感じの部屋で、必要最低限のものは揃っています。どことなくサンライズのシングルを思い出しますね。
コンセントは2口あります。
壁側にはハンガー掛けやタオル掛けもあります。
ちなみに机の広さはこれくらい。B5サイズのレッツノートと比較してその4倍くらいの大きさですかね。
シングルの客室の外は廊下になっていて、そのまた外にも廊下があるといった構成になっています。
ちなみに外鍵がなく、内鍵しかないので貴重品は常に持ち歩く必要があります。
明石海峡大橋を通過…そして東予港へ
23時過ぎくらいからデッキをウロウロしていました。
救命ボートもちゃんとあります。
ファンネルマークはこんな感じです。
そして明石海峡大橋が近づいてきました。
この近さで明石海峡大橋を見れるのは船旅ならではですよね。
結構あっという間に通過していきました。
あとはお風呂に入って部屋に戻って寝ただけです。
翌朝、定刻通り6時に東予港入港。大阪から約8時間の船旅でした。
こうみるとそこそこの大きさがありますね。
連絡バスで松山駅へ
ここ東予港からは、今治・新居浜・松山方面へ連絡バスが出ています。ただ、利用するには予め電話での予約が必要です。
今回は松山方面の連絡バスを利用しました。こんな感じのバスがやってきます。
中は普通の高速バスと同様の4列シートのバスです。結構乗車率は高かったです。
そして7時半ごろ、JR松山駅に到着!
夜行バスと比べて、横になれるぶんだけ移動は楽かなーと思いました。
おまけ:半日松山観光(道後温泉へ)
松山での用事まで半日時間があったので、少しだけ松山観光をしました。
とりあえず伊予鉄にて道後温泉へ。
路面電車がある街は風情があっていいですね。
20分ほどの乗車で終点、道後温泉駅へ。
道後温泉駅に併設されている引き込み線には、坊っちゃん列車が置かれています。
商店街を抜けると…
言わずとしれた、道後温泉本館が現れます。
坊っちゃん列車乗車・松山市駅へ
観覧車「くるりん」に乗り、坊っちゃん列車ミュージアムへ
まとめ
今回は、大阪→松山の移動で四国オレンジフェリーを使いました。
やはり、夜中に横になって移動できる点と価格において優れていると感じました。
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