Coke ONの還元率を考察する

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「Coke ON」というスマートフォン向けアプリケーションがあります。これはコカ・コーラが提供しているアプリケーションですが、Coke ON対応自販機でドリンクを買うとスタンプが貯まり、貯まったスタンプでドリンクに交換できるというものです。さて、今回はこのCoke ONの還元率について考えてみたいと思います。

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Coke ONとは?

Coke ONのシステムとは?

Coke ONとは、コカ・コーラが提供しているスマートフォンを用いたサービスです。

iPhone・Android向けにアプリが公開されています。システムとしては、Coke ON対応自販機とCoke ONアプリを起動したスマートフォンをBluetoothで接続し、ドリンクを購入することでスタンプがもらえます。もらえるスタンプは基本的にはドリンク購入1回につき1つですが、キャンペーンなどによってはそれ以上もらえることもあります。

歩くだけでスタンプが貯まる

また、スタンプはドリンクの購入だけではなく、「歩く」ことによってももらえます(Coke ONウォークサービス)。これは、目標歩数をクリアした時にスタンプがもらえます。目標は自分で設定でき、一週間で35000・49000・63000・84000歩のなかからそれぞれ選ぶことが出来ます。健康志向への配慮…という事なのでしょうか。

貯めたスタンプドリンクがもらえる

上記の方法で貯まったスタンプでドリンクをもらうことが出来ます。15スタンプ集めると、ドリンクチケットが一枚もらえます。チケット一枚でドリンク1つと交換することが出来ます。

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Coke ONの還元率について考えてみる

さて、具体的な数字を使って還元率について考えてみましょう。

前提条件

還元率の定義を

とします。

という事は、分母の「15スタンプ集めるのに必要な値段」…①をなるべく小さくし、分子の「ドリンクチケットを使って手に入るドリンクの値段」…②をなるべく大きくすれば、還元率(%)の数値は大きくなるという事ですね。

計算してみる

では、ここからは具体的な数値を用いて計算してみましょう。

①の数字を小さくするには、なるべく安い商品を買えば良いという事になります。今回ここでは1本130円の商品を購入するという仮定で話を進めます。という事は、15本で130×15=1950円ですね。

次に、なるべく②の数字を大きくするには、値段が高い商品と交換すればよいという事になります。今回は160円の商品と交換するという仮定で計算します。

以上のデータから、還元率は(160/1950)x100=8.205…(%)となります。

クレジットカードの還元率は通常0.5%であることを考慮すると、8%超えの還元率はなかなか高いですね。また、先述の通り歩くだけでもスタンプは貯まりますし、場所によっては130円よりも安価にドリンクが買える自販機もあるので、実質的な還元率は10%を超えてもおかしくないですね。

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類似のサービス

自販機でスタンプ・ポイントが貯まるサービスはCoke ON以外にも、キリンがLINEとコラボして行っているサービスであるTappiness(タピネス)もあります。こちらもドリンクの購入でポイントが貯まり、一定ポイントに達するとドリンクと交換できます。

ただ自販機でドリンクを買うのではなく、このようなサービスを利用してお得に購入してみるのも悪くはないと思います。

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